国番号は簡単ですが、多くの方が混乱しやすいのが、すべてのモロッコの電話番号の先頭についているゼロです。国内ではこのゼロが必要ですが、海外からかける場合は省略します。
このルールを押さえておけば、モロッコの電話番号体系はすんなり理解できます。
- 国番号
- +212
- 先頭のゼロ以降の桁数
- 9
- モロッコから国際発信時
- 00
9桁+先頭のゼロ
モロッコはクローズドナンバリング(閉域番号方式)を採用しており、常にすべての桁をダイヤルし、プレフィックスは省略しません。国内で書かれる番号はゼロを含めて合計10桁になりますが、実際の番号はゼロに続く9桁です。
この先頭のゼロは番号自体ではなく、トランクコードと呼ばれるもので、国内の通話であることをモロッコのネットワークに伝えます。海外からかける際は国番号がその役割を果たすため、ゼロは不要です。
まとめ:国番号は残し、ゼロは省略してください。

海外からの番号の書き方
以下のウィジェットで番号変換ができます。現地で見かける表記をそのまま入力すると、国際形式が表示されます。
海外から発信できるモロッコ番号の書き方
海外から発信する場合
先頭のゼロ以降の桁数が9桁ではありません。
本物の番号を入力すると形式が表示されます。入力情報は送信されず、端末上のみで処理されます。
ここで注意するポイントは2つです。プラス記号と00はいずれも国際発信の指定を意味し、+212 612345678と00 212 612345678は同じ番号につながります。国や機種に関係なく使える+212形式で登録しておくのが便利です。
番号の頭で分かること
モロッコの携帯番号は6で始まります。これは2009年3月以降のルールで、このタイミングで国内の全ての番号の頭に「携帯は6」「固定は5」が付け加えられました。それ以前は携帯番号も桁数が短く、始まり方も異なりますので、古い連絡先は現在の形式と異なる場合があります。
06または07で始まるものは携帯、05で始まるものは固定電話です。現地SIM利用時に通話料金の違いが気になる場合、携帯と固定で異なる料金体系なので注意してください。
固定電話は伝統的な地域番号もあり、05で始まる番号はおおよその地域を示唆します。ただし、人の移動やビジネスの事情などで番号と所在地が一致しない場合も少なくありません。
データ専用の場合の通話
データ通信専用eSIMの場合、音声通話用番号はありませんが、実際にモロッコで発信したい通話のほとんどはアプリ経由で済みます。
リアドやレストラン、ツアー会社やタクシー会社も一般の電話番号がありますので、WhatsApp・Signal・FaceTime等のアプリから、データ通信で普通の番号へ発信できます。相手側はスマートフォン等が必要ですが、同じアプリでなくて問題ありません。
例外は「自分への着信」です。データ専用eSIMにはモロッコの電話番号が付きませんので、現地の人がそこに直接かけることはできません。着信も必要な場合は、普段の回線をオンにしたままデータ通信はトラベルeSIMで行う、という2回線同時利用の方法がおすすめです。
固定電話の地域番号について
モロッコの固定電話には地域ごとのプレフィックスがあり、05で始まる番号を見ると、おおよその地域が分かります。海外から掛ける場合は携帯番号と同じく、ゼロを除き+212をつけるだけです。料金や番号の判断用で、観光客が操作で意識する必要はほぼありません。
国内では携帯から固定電話にかける際にもゼロから始めて10桁入力します。クローズドナンバリング方式のため、短縮形はありません。つまり、どこからでも常に番号をすべて入力します。
旅行中は現地形式(ゼロあり)で書かれた番号を目にしますが、海外利用のスマートフォンでは国際形式(+212、ゼロなし)が必要です。変換は「ゼロを削除して+212を付ける」だけで、上記ウィジェットが自動で表示してくれます。
出発前に保存しておきたい番号
出発前に保存しておきたい番号
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最後におすすめの工夫です。すべての番号は「+」付きの国際形式で保存してください。現地番号であっても、それだけで自宅やマラケシュのタクシー、どこにいても同じように発信できます。




