Maroc Telecom、Orange、inwi:モロッコでSIMカードを購入する方法

モロッコには3つの携帯ネットワークと登録規則があります。プリペイドSIMの費用と必要な持ち物、eSIMとの違いを解説します。

1分で読めます情報の確認日:2026年9月25日

要点

モロッコにはMaroc Telecom、Orange Maroc、inwiの3つの携帯ネットワークがあります。プリペイドSIMは各社のショップや空港、多くの小さな店舗で購入でき、登録にはパスポートが必要です。登録手続きが時間のかかる部分なので、事前にトラベルeSIMを用意して来る方も多いです。

3社の通信会社、1つの登録ルール、そして現地SIM購入は「金額」よりも「所要時間」の問題である、というのがモロッコでSIMを購入する際のすべてです。

主要3社について

モロッコには3つの携帯電話会社があります。Maroc Telecomは国内最昔規模ですが、都市部だけでなく地方や郊外にもしっかりカバーエリアがあります。Orange Marocはフランス系の現地法人で都市部のカバー率が高く、データ通信の評判も良いです。inwiは新しい会社で、価格面で目立っています。南部の僻地を訪れない通常の旅行では、どの会社のSIMでも差は大きくありません。

3社ともプリペイドSIMを販売しており、どの都市にも正規店舗があります。また、すべての会社がモロッコ通信当局の規制を受けており、登録義務も共通です。

観光客にとっては会社ごとの差はそれほど大きくありません。マラケシュやカサブランカ、フェスなどの主要都市ならどこでも問題なく使えます。アトラス山脈や砂漠地域、より田舎に行く場合はMaroc Telecomのカバーが広いです。

登録ルールについて

モロッコではプリペイドSIMカードをパスポートなどの本人確認書類に登録する義務があります。現地の人は国民ID、旅行者はパスポートを提示し、販売店がそれをスキャンまたは撮影します。

この登録手続きは必須です。カウンターで手渡しされることはなく、所定の確認作業が必要になります。空港は特に到着便が重なると待ち時間が長くなる場合があります。

どこで買っても同じ規則なので、メディナの小さな店舗でも登録作業は省略できません。ただし、空いている分だけ早く手続きできる場合もあります。

費用と所要時間

「費用」と「時間」、2つのコストがありますが、忘れがちなのは時間の方です。

ヨーロッパの基準と比べて金額は手頃です。SIM本体や主要なデータパッケージは格安で、1週間のネットや地図、メッセージ用途であれば欧州ローミングより出費は少なくなります。実際の金額は時期や店によって変動するため、ネットの目安を参考にしてください。

最大のコストは時間です。店舗を探す→列に並ぶ→登録手続き→SIMの有効化→通信の確認まで、空いている正規店なら10分未満ですが、空港カウンターで到着便が重なると1時間以上待つこともあります。深夜に着く場合は店舗の営業時間に注意が必要です。

購入場所

便利な場所ほど人が多く、早く買える場所ほど混みにくいです。

市内のネットワーク正規店では料金も抑えられ、スタッフも登録作業に慣れているので、比較的早く済ませることができます。

小さな携帯ショップでも購入できます。営業時間が長い店もありますが、ネットワーク公式の看板がある店舗がおすすめです。

空港カウンターは見つけやすいですが、便が集中すると待ち時間も長めです。空いている時間帯に到着する場合は短時間で購入できますが、混雑時は到着後長時間かかることもあります。

公平な比較

現地SIMで使える最大の利点はモロッコの電話番号が発行されることです。リヤドやホテルから折り返し電話を受けたり、現地のタクシー予約などにも役立ちます。

トラベルeSIMの場合、現地到着後すぐにデータ通信を使えるのが利点です。店舗探しやパスポート提示・待ち列も必要ありません。eSIMはデータ通信専用で通話はアプリ経由のみ使えます。

どちらにするかは旅程や必要性次第です。長期滞在や電話番号が必要な方は現地SIM、短期や深夜着の方は出発前にeSIMをインストールしておくのがおすすめです。

モロッコのSIMでできないこと

モロッコのSIMには2点制約があります。

1つ目は、SIMは購入時に登録した本人以外は利用できず、譲渡できません。旅行後に友人に譲った場合も、元のパスポート情報に紐付いたままです。紛失した場合は、再度パスポートを持参して店舗で手続きする必要があります。

2つ目は、モロッコのSIMは原則として国内専用です。セウタやメリリャ、スペイン行きフェリーに乗るとローミング料金が非常に高額となるか通信が止まります。ヨーロッパにも立ち寄る場合は両方で使えるプランの事前準備をおすすめします。

旅の途中で困らないポイント

どの方法でも自身の電話番号(通話回線)はオフにせず、データローミングだけオフにする方法がおすすめです。

銀行の認証SMSやセキュリティ通知は自身の番号宛に届きます。回線をオフにするとこれらが受け取れなくなるため、重要なSMS用に通話回線は維持して、データ通信のみ現地SIM(またはeSIM)側を使うのが便利です。

また、プリペイド残高は使わない期間が続くと失効します。旅行中に買ったSIMでも、次回来訪時には使えなくなっている場合があるため、再訪の方はSIM本体を保管し、戻る際に有効化・再利用するのが良い方法です。

どちらに到着しますか?

国ごとにネットワーク、電波の届く範囲、独自の事情があります。行き先を選ぶと、プランとネット接続のガイドを見られます。

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